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タマシギのペア

農地の一角に、今年もタマシギ雌がやってきていると聞いて
1回目は19日に行ってきました。
タマシギは夜行性の為、昼間は休耕田の草むらの中で寝ていて、
たまに「コーーッ!コーーッ!」と雄を呼ぶ声をあげるだけでした。

よって、2回目の本日は、
午後3時半を回った頃に現地到着しました。
この6日間の間に、ちゃんと相方も登場していたようで、
二羽が仲良く寄り添い、デート中を撮るチャンスがありました。
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右のメリハリのある色をしているのが雌で、
雄は抱卵から子育ての一切を担うため地味な色彩です。

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雌が翼を広げます。これは求愛行動とか。
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雄も翼を広げました。
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ヒラリと舞い上り、カメラマンにとっては大サービスです。
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何度か、翼を広げて楽しませてくれたタマシギカップルは
その後、一つ向こうの田に飛び・・・
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餌取りを始めました。

タマシギは、他の多くの野鳥とは生態が違っていて一妻多夫。
雌は、この雄に卵を託すと、また別の雄とカップリングし、その雄に卵を託すのです。
可愛い雛を引き連れて、かいがいしく世話をしているのは、
タマシギの場合、雄なのです。
一度、抱卵中の雄タマシギを見る機会がありましたが、
同エリアから、雌が「コーーッ コーーーッ!」と鳴いていても、
微動だにせず、ひたすらひたすら卵を抱いていました。



by yukie4659 | 2015-05-25 20:25

野鳥を主に、身近な自然を撮って楽しんでいます。


by yukie4659